17回目:今も褪せないサブカル“古典”愉快漫画……

 

今年のゴールデンウィークもコロナに用心ですね。

新たな変異株も猛威をふるいそうな気配がして、恐い……。

今できる限りに努めるほかないですね、そこに続行です。


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今回は懐かしいところのご紹介。

この作家さんの漫画を読みつなぐきっかけとなった二冊。


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「エレキな春」

初版/昭和60年7月20日、780円税なし


リアルタイムではなかったけれど、

初めて読んだときの衝撃はかなりのものでした。

なにこの妙な愉快漫画!って感じで引き込まれました、

お話もそうですし、絵柄も。


今振り返るに、今回ご紹介するものが

「ガロ」系の作品を読み漁るきっかけになったともいえます。

つげさんやまださんみうらさん丸尾さん鴨沢さん根本さん

近藤さん吉田さん蛭子さんひさうちさん川崎さんにそれから……。



収められた作品にどれも楽しいのですが、

中でも(↑)「こちら総務部秘密庶務課」がお気に入り。

大きな商談を平和的に成立させる、社内でもその課の存在に知られていない、

秘密庶務課のメンバーたちの活躍! 茶ばしら縁起担ぎ作戦にすてき過ぎ! 

“ミッションインポッシブル”ふうに実写映画化希望!


この本にはあの名作、実写化もされている、

通勤電車に満員の中での席取り対決を描いた「流星課長」が読めます。

すてきな作品です。YouTubeに動画がアップされています。


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「おらあロココだ!」

初版/昭和62年3月3日、780円税なし



「御前しりとり合戦」、殿の前で真剣勝負……


8コマ漫画「侍の夏」

優勝賞品にSUN OIL、って
























久しぶりに読んだこの二冊に癒しをもらいました。

現在白泉社文庫として発売されていますが、

書店で見かけることは……ないかも。

古書店やネットなどでよければお手にどうぞ。


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しりあがり寿さんにこれもいいですよね、

動画に「ならべうた」シリーズ。どれもいいけれど、

現在のNHK大河ドラマを踏まえてこれを。


「しりあがり寿・ならべうた “徳川15代将軍”」


この振りつけになめらかな動きがくせになる~


毎日をなめらかに行きましょう。


16回目:忙しい時には「詩」が……

 

いっぷくの目にちょうどよいような気もします。


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「二十億光年の孤独」(文庫・616円)

「62のソネット + 36」(文庫・770円)


上の写真、アトムが写ってますよね、

昔のテレビアニメ「鉄腕アトム」の主題歌の作詞は谷川俊太郎さんです。

空をこえて~ららら星のかなた~♪のあれです。


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初期発表の詩には、個人的な印象に、

稲垣足穂のような宮沢賢治のような香りもします。

よければお手にどうぞ。


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谷川俊太郎さんの詩に知られた一篇に、

これ(↓)があるのではないでしょうか。テレビCMです。



「朝のリレー」谷川俊太郎

地球規模に宇宙規模にも素晴らしい詩です。


15回目:ついに発売されました……

 

まだ前半の章立てを追ってるとこですけど、

読みやすくて、確たる存在を改めて学ぶかのように、

入門書に応用テイストの感で読んでます。


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「YMO 1978 - 2043」

KADOKAWAより2021年3月12日、3960円で発売。


付録に小冊子(全トラックリスト)付き。


ノンフィクション書籍であり、

歴史書ともいえます、YMOの。


それ以前のメンバー各人の活動 ~ YMOの誕生 ~ 散開 ~

再結成 ~ 時を経てHASからのHASYMO ~

そして現在のYMO ~ (2043年)、という歴史の綴られた本書。


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1ページまた1ページとめくるたび、

その誕生する前から現在に至るまでの道のりを、

途中とちゅうで立ち寄るサービスステーションや道の駅で

その都度おすすめ品や名物品や隠れた一品などを

頂くような感じで味わってます。


その筋に詳しい方々には退屈な内容なのかも知れませんが、

浅い知識の身には読みごたえに十分。


YMOファンなら、そうでなくても、

ノンフィクションによくできた一冊として、

持っておきたいですね。


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ときおり無性に見たく聞きたくなります。



「Wild Ambitions」

14回目:2号も内容に充実です……

 

表紙からずばりの、

特集ページに“みちのく”への異空間旅行が味わえます。


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「ワンダーJAPON」2号

2021年2月10日発行、1400円+税










みちのく、ワンダーがいっぱいです。


中ほどからの特集ページに、

東日本大震災について忘却にやらないためにも、

今現在どうなっているのか知っておくべき内容になっています。


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ワンダーJAPONその発刊前にあった、ワンダーJAPAN。

そのテレビ版のことは以前のJAPON1号の記事でも触れましたが、

その一本がYOUTUBEに上がっているのを発見。


長崎の軍艦島の回です。


次号が待ち遠しい、ワンダーJAPON。


13回目:業務スピードアップ&細胞活力アップ専用


「Cymbals(シンバルズ)」








やっぱりずっと「Cymbals」


11回目:新年に明けましておめでとうございます、


本年もよろしくお願いします。

このブログに訪問してくださっている皆様にどうか幸のありますよう、

そして、世界が落ち着きますよう。


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お正月の間は、家で大人しくする時間でした。

テレビの特番、ネット配信のドラマ&映画鑑賞、読書、など、

そんなあたりで過ごしてました。


なので、初詣もありません。

世情が落ち着いたなら詣でたいですね。


ということで、

お正月に読んだ本のなかから、この一冊をご紹介。


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「世界現代怪異辞典」

2020年6月25日初版発行 / 2000円税別


既刊の日本版&その副読本に続いての世界編。








世界でも日本と共通する怪異ばなしに多くて、

トイレの花子さん的なのとか、

4時44分44秒になにかが起こる的なのとか、

親しみをおぼえます。ん、親しみをおぼえていいんやろか。








で、この瞬間も増殖している、

身近に、世界のどこかで、怪異かいいカイイ……


立て続けに“かいい”と書いていると体がかゆくなってくるのは

怪異のせい?!


昨今怪談にますます娯楽要素が強くなってますし、

この手の本に一応応援です。


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音楽の紹介も。新年を迎えて最初にこれを。



YUNG BAE

オールドスクール感がする曲にノリノリの、

なんだか顔がほころんでしまうMV。


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新年を迎えていまだ不安の衰えない日々ですけど、

大事なくいきましょう。