「マンガ宝島(S57.3.1 発行)」その2……

 











(その当時のマンガ界を見渡し、また未来をも思う)マンガ評論も。


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たしかにニューウェーブとあった時代の、

個々の粒子の結合その構造に豊饒の織りなされた、

見好くうつくしい結晶。


2 件のコメント:

  1. マンガは、様々なジャンルがあり、絵も作者によって様々ですが、それでも時代ごとに、絵のトレンド・特徴があるように思います。
    御紹介されたマンガも、言葉では言い表せませんが、現代のマンガの絵とは違うなと思わせる雰囲気が感じ取れます。
    これは昔のマンガより現代のマンガの方が進化し、優れているという意味ではなく、むしろ昔のマンガの方に愛おしさを感じることもよくあります。
    では、現代のマンガは何に特徴があるのか?今は答えられませんが、将来振り返ってみると、何か特徴が見い出せるようになるのでしょうね。

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    1. コウジ菌さんへ

      ご紹介の漫画に、(きっと漫画以外のジャンルにもそうで、)そのときだからこその必然性をもって創造されて、なのにいまだあたらしい触りがして、読むたびに新鮮な感動をもたらしてくれて。
      いまの漫画も好いけれど、今回の漫画もほんといとおしく思えるものばかり。それ以前の表現から飛躍した作品、作家に対して、ニューウェーブ、って言われてましたが、その波があって現在の世界を魅了するほどの文化的な盛り上がりを思うと、それに、現在の漫画の表現に自由でボーダーがないのに等しいことを思うと、ニューウェーブの流れに途絶えていないのは間違いなくて。
      進化し続けてる漫画のこの先に……今の特徴になんでしょう……いろいろな姿かたちの生命が増えてたカンブリア紀みたいなとか……。

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