今の季節に限らなくてもいいんですけど、
個人的に心地よい曲を少し。
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さわやか補給を大事にしてまいりましょう。
今の季節に限らなくてもいいんですけど、
個人的に心地よい曲を少し。
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さわやか補給を大事にしてまいりましょう。
やっと手に入りましたワンダーJAPON『第3号』。
今回も日常からひっそり忘れ去られてる、
または堂々と普通に溶け込んでる、佇んでるワンダーたちが
ページをめくるたびに紹介されてます。
〇 〇 〇
定価:1540円 現在発売中 (発売日:2021年7月9日)
表紙の写真に、特集タイトルに下段がちょい高圧的……かな、
でもそんなことないですよ。
ページをめくれば、
魚の鳥居(漁師町にある神社)、
うねりに根太いその生命力に畏怖を抱かせる樹齢のご神木、
アバンギャルドで硬派なコンクリート打ちっ放し建築、
緑に覆われててラピュタ感ある佐渡金山関係の遺構、ほかにも……。
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マニア向けに拭えない雑誌だから
広くはウケないとわかってますが、応援です。
よろしければお手にどうぞ、日々の疲労を癒してくれますよ。
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東京オリンピック、開催されましたね……うーむ。
とにかく、まだまだコロナ感染に治まらないもと、
大事なくあってほしいですね……。
手元にあるのは旧版の単行本で、
年月が経ってるので紙の痛みにとても心配な状態。
復刊されてるのでそちらが欲しいんですけど……
旧版とおなじように入手困難で、どちらも古書店などで
売られてたとしても高値……1万円近いのとかやめてほしい。
そんな一冊のご紹介。
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1986年11月30日初版発行 / 1200円
短編一本と、表題作が収録です。
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表題作の方に、以下のようなぐあい。
お話は、
ひとりの少年(つんつん髪)を軸にして、
あるひと夏の時間が
幾つかのエピソードを介して過ぎ去っていくまでを描いたもの。
と、ざっくり言ってしまえばそう簡単なんですけど……
ページをめくるごとに登場するエピソードっていうのが、
たとえば、
「マンションから飛び降りる(人の顔をしていない)鳥男」
「船で釜焚きに務めていた際に魚雷の一撃で十日間海に流された大家さん」
「猟奇殺人に走る新聞配達員」「生徒会長の死」
「押し入れの中のブラックホール」……みたいな、
それぞれの関係性にまるでない調子。
そんな個々に色の違ったエピソードが連なり編まれてる本編なので、
理解になかなか一筋縄ではいかない展開。
お話があるようでいて、ない。
そんな調子で、ポップでアングラっぽさも漂う絵柄ともあいまって、
お話の表や裏を読むことにあれこれ楽しませてくれるような、
そこが心地よくて、また切なくもあって。
心地よくて切ない、って抱いてしまうのは、
まだ社会を知らない若い年代の頃(主人公の年齢)っていうのが、
(人によるのかもしれませんが)なにをするにも一貫性に欠けて
断片的なエピソードの連なったような日々を生きている、
それをページ越しに感じてるから、と。
その感じ、社会をいくらか知った者にとって、
ノスタルジーを味わってる、とも。
神戸の方を舞台にしてるところと、また、
死というモチーフがこれまた軽くページに現れてくる感じ、
どことなく村上春樹の小説の雰囲気をおぼえる、
「踊るミシン」。
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「踊るミシン」の前に短編があるのですけど、
そちらは“エルモア・ジェイムス”っていうアメリカの
ブルースギタリストの生涯を描いたもの。
表紙を入れて11ページの短編に、その描出の軽やかさに、
やはり音楽をモチーフにした村上春樹の短編っぽさを
おぼえもする一編。
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手に入る機会がありましたら(それも安値が望ましいです)
ぜひどうぞ。素敵な一冊です。
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この先どうなるかまだわからないコロナ……
注意の日々です。
すっかりクラシックに落ち着いたのを。
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音楽ってほんと大事。
東京オリンピック、どうなるのでしょう。
とにかく、コロナにはまだまだ用心……。
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さて、前回ご紹介したマンガを手に、ふと、思い出しました。
いわゆる“ガロ系” であり
“ニューウェイブ、サブカル系”(としてよいでしょう)の
漫画家の単行本を定期的に刊行していたレーベルがあったのを。
それは「カワデ・パーソナル・コミックス」というもの。
1980年代後半から始まったレーベル。
今回は、古書店で集めていたそのレーベルのなかから
この一冊をご紹介。
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1986年7月25日初版発行、850円。
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うしろの宣伝ページより。
「カワデ・パーソナル・コミックス」からの刊行に
このような(↓)ラインナップ。
これはまだ初期のラインナップ。
このあと更に単行本の刊行数に増えていくのです。
どれも表現に富んだ作品ばかり。
不条理、ファンタジー、偏執妄想、エキセントリック、
一筋縄ではいかない人間模様……。
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さて、ご紹介の一冊に、人間模様の部類となりましょう、
そんな短編に七本収録の作品集です。
最後の解説文に、あの “谷山浩子さん” が書いておられます。
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たとえば女子を主人公とした短編に、
彼女らが自身の置かれた状況の中で、
やがて迎える物語の終わりで「はたと」「もしや」と
そんなふうに気づく、自身を俯瞰するような面差しに宿る、
“悲しさ“ “寂しさ” “冷めた呆れ” “切なさ” といった感じが、
こちらの胸のうちに、なんていうか、
水面に一滴だけ落ちて波紋のゆったり広がっていくような印象。
そんな雰囲気の詰まってる一冊。
額に収めたいような、ゆったり波紋のコマ。
男子が主人公の一編(↓)に、
夜空であり宇宙に向かって、
世間体になんだよそれ、って抱く表現に好感です。
いかがですか?
今年のゴールデンウィークもコロナに用心ですね。
新たな変異株も猛威をふるいそうな気配がして、恐い……。
今できる限りに努めるほかないですね、そこに続行です。
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今回は懐かしいところのご紹介。
この作家さんの漫画を読みつなぐきっかけとなった二冊。
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初版/昭和60年7月20日、780円税なし
初めて読んだときの衝撃はかなりのものでした。
なにこの妙な愉快漫画!って感じで引き込まれました、
お話もそうですし、絵柄も。
今振り返るに、今回ご紹介するものが
「ガロ」系の作品を読み漁るきっかけになったともいえます。
つげさんやまださんみうらさん丸尾さん鴨沢さん根本さん
近藤さん吉田さん蛭子さんひさうちさん川崎さんにそれから……。
収められた作品にどれも楽しいのですが、
中でも(↑)「こちら総務部秘密庶務課」がお気に入り。
大きな商談を平和的に成立させる、社内でもその課の存在に知られていない、
秘密庶務課のメンバーたちの活躍! 茶ばしら縁起担ぎ作戦にすてき過ぎ!
“ミッションインポッシブル”ふうに実写映画化希望!
この本にはあの名作、実写化もされている、
通勤電車に満員の中での席取り対決を描いた「流星課長」が読めます。
すてきな作品です。YouTubeに動画がアップされています。
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初版/昭和62年3月3日、780円税なし
8コマ漫画「侍の夏」
優勝賞品にSUN OIL、って
現在白泉社文庫として発売されていますが、
書店で見かけることは……ないかも。
古書店やネットなどでよければお手にどうぞ。
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しりあがり寿さんにこれもいいですよね、
動画に「ならべうた」シリーズ。どれもいいけれど、
現在のNHK大河ドラマを踏まえてこれを。
この振りつけになめらかな動きがくせになる~
毎日をなめらかに行きましょう。