5回目:ニューエイジ・ミュージック……


ヴォーカルのある曲も聴くけど、ヴォーカルにないものでいえば、

そのジャンルに、環境音楽、ラウンジミュージック、アンビエント、

テクノ、ハウス、アシッドジャズ、フュージョン、ほか。

ゴンチチなら “地球一番の快適音楽”ってジャンル。


それらを総合して「ニューエイジ ミュージック」っていう、

そんなジャンルを改めて俯瞰できるこの一冊。


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「ニューエイジ ミュージック ディスクガイド」

ディスクユニオン / 2020年8月8日 初版発行 / 2200円+税


「ニューエイジ」アルバムに600枚をレコメンドするもので、

ミュージシャンへのインタビューや、

「ニューエイジ ミュージック」その考察など、そういったコラムも。








インタビューに細野晴臣さんのページに読みごたえがあります、

ほかのミュージシャンの方々のインタビューにも同様。

「ニューエイジ ミュージック」の起源など、興味深いです。












日々の疲れを癒してくれる、ぼんやり聴いているだけで気持ちいいのとか、

なにかしらの刺激に働きかけてくれるのとか、そんな音楽の検索に役立つ一冊。


ジャケットデザインを見ているだけでもいい感じ、

クリエイティブな勉強になります。


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今回ご紹介の書籍のレコメンドにはなくて、ただ個人的な感触に

これもそうって思えるあたりに、持ってるCDから2枚をピックアップ。


1枚目 / 

バンビ・シナプス「ウェザー・フォアキャスト」(1996)










脳内を心地よく、また、ほどよく活発に刺激してくれるような、

ブレインマッサージアルバム、ってコピーの浮かんでくる一枚。


そこからの1曲……


2枚目 / 

映画「萌の朱雀」インスパイア―ド・トラックス(1997)










全曲ピアノのみの音色で、映画の色とも相まった、もの静けさの美しさ。

森のささやきや川のせせらぎ、雷鳴など、そんな自然音とピアノのみの構成に

ニューエイジ感ある一枚。


そこからの1曲……


日々安穏を心がけていきましょう(と自身にも込めて)。


3回目:気分に盛夏へ戻れる専用……


来年の夏はどうなってるのか、

先の世情にまったく読めないけど、

コロナに対する不安がのぞかれてることを願うばかり。





これまでどおりの夏がまた戻ってきますように。


2回目:話題になっていたので観てみました「日本沈没2020」


湯浅正明監督の作品は好みなので、 

森見原作の「四畳半神話大系」とか「夜は短し歩けよ乙女」とか、

クレヨンしんちゃんの映画で携わってる作品とか、「ピンポン」とか。

今年は「映像研」がありましたね。


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「日本沈没2020」<予告編>


ネットフリックスで、全10話。

今年11月には劇場編集版として映画館で上映されるようです。


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9話までの色んな意味で容赦ない展開や演出の立て続けで、

そこまでがあっての最終話・10話目で、

「どんなことがあってもなにがなんでも生きることがこの上なく大切」

と説いてくる作品。


作品の題名通りのことが起こってしまうので、

最終話以外としていいでしょう、

登場人物らが想像だにしない目に遭います、

生死の表現に徹底して容赦ない展開が続きます。

観る人によっては力が要ることでしょう。


物語の上で日本が非常なあり得なさに陥っているわけですけど、

観ていくうちに、こう言わんとしているのかも、と個人的な感に。それは、

“日本沈没” に等しい非常なことが現実のそこここで起こっている、と、

そして、そんな現実に対し作品をとおして嘆いている、と、そんなふうに。


今に制作されることにうなずけもする、そこのところに、

前回ご紹介の「ランド」にも通底という気がしました。


1回目:書籍を中心に、あれこれ紹介&感想ブログです。


タイトル通りです。


以前にニフティで続けていたブログ(ココログ)を、

「サウスジャンプ “southjump”」に「おるにどら」とも名乗りつつ、

この場所に引っ越しての再開です。


はじめましてのみなさん、ごぞんじのみなさん、

ぼちぼちの更新にお付き合い頂けたなら幸いです。


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最近読み終えたばかりの、この最終巻。



「ランド」11巻

2020年9月18日 / 本体740円 / 講談社


これまで連載誌ではなく単行本で追いかけて、ゴールしました。


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物語の大体はマンガペディアで調べていただくとして……。


最終巻まで読了された皆さんの感想はどうだったでしょう?


近年そして昨今の禍やニュースで報じられる悲痛な事象を想起させる、

そんな描写が作品中に見受けられるあたりに、

世の中をふかく憂えて見えます。


と同時に、それは現実に対して、天国も地獄も境になくて一続き、

という酷な見方がこの作品の根っこにあるようと。


そんな感を抱いてしまう、つまり、それだけ魅力があることに確かな作品。

力みのない絵に釣られてさらさら読めてしまうので、余計恐ろしい。


まだ読んでいない方がおられましたら一読いかがでしょう。


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音楽に、この一曲を最初に。


1995年12月1日に発売の、

アーティスト「YOKO」のアルバム「AFTER IMAGE」

そこからの一曲。


「Mother's Pool」

キュートストロングって感じの歌唱に、

気分を心地よく上げてくれるリズムに、

こんないい曲がこの世に埋もれてるなんて。