前回、夏目漱石「夢十夜」原作の映画を思い出し、
もしかしたら、とYouTubeに検索かけてみたら
“第六夜”が上がってました。
映画「ユメ十夜(2007年公開)」🔗 から第六夜、
松尾スズキさんアレンジ(10分)。
本編に、各夜異なる色合いにユニークで(予告編🔗)、
前回、夏目漱石「夢十夜」原作の映画を思い出し、
もしかしたら、とYouTubeに検索かけてみたら
“第六夜”が上がってました。
映画「ユメ十夜(2007年公開)」🔗 から第六夜、
松尾スズキさんアレンジ(10分)。
本編に、各夜異なる色合いにユニークで(予告編🔗)、
寒い季節にあったかい季節のことを思い出せるように。
〇 〇 〇
夏といえば、そこで思い出す映画なんてあったりしませんか。
夏休みに劇場で観た映画だとか、季節に夏が舞台の映画だとか、
夏になれば観たくなる映画だとか。……
そのあたりに個人的な、二本の邦画を紹介してみようかと。
ちょっと渋いかも……いいんです人それぞれだし。
〇 〇 〇
一本目:「ときめきに死す」(1984年公開)
テロリストとして育てられた男のその決行に至るまでの物語。
ずっとリピート再生していたくなるメロディーに、遥か源郷へと、
または蜃気楼を生む遠い夏へと誘われるようなテーマ音楽。
<予告編>
二本目:「リボルバー」(1988年公開)
拳銃を盗まれた警官が、その拳銃を偶然手に入れた青年の
目論む一身上の復讐を阻止せんと奔走する物語。
夏の暑さが事件を連鎖させたようなリズムに群像もの。
<予告編>
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挙げた二本、ともにジュリーの主演作。ジュリーの映画良いですよね。
昔に製作された日本映画、いい作品があります。
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今年の夏は人命に危険をはらんだ激暑ですけど、
それでも去ってしまうともう次の夏に待ち遠しい。
最近、なにかと疲れ気味なのを紛らす向きに、
お笑い芸人のYouTube動画をよく視聴します。
お笑いコンビに色々いますが、芸達者って思えるなかに
「シソンヌ」、やっぱり面白い。シソンヌとして、またバラで
ほかのお笑い芸人と一緒にお笑いやってるのも良くて。
しっかりとお笑いをやってる姿勢に、
だからこの本にも好感が持てます。
〇 〇 〇
「甘いお酒でうがい」川嶋佳子(シソンヌじろう)
2015年12月29日第一刷発行 / 1200円+税
作者は川嶋佳子改め “シソンヌじろう”。
“憑依”というそこまで強い言葉の印象ではないんですけれど、
女性のキャラクターを細やかに演じてる、
そんな感じの読みもの。
〇 〇 〇
“小さなグラスに注いだ一杯のお酒をゆっくりたしなむふうに”
急ぐ必要なく読める、
佳子というキャラクター性を眺めるふうの、
一人の女性によってつづられた日記、という体をした話。
ゆっくりたしなんで、酔いにじんわりまわるほどに、
佳子の視線、ものの捉え方や感受のありように、
段々いとおしく思えてくる。そんなところが読んでて心地いい。
それは共感させる力に強いあらわれといえ、
そこにお笑いと共通するところとも。
まだお読みでなかったら、いかがでしょう。
でも、増刷がもうないとか。今後は電子書籍オンリーのようです。
なので、紙ベースで読みたい方はその購入にお急ぎのほどを。
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今回の本、映画になってます。2020年公開。
ソフト化されてるので、機会がありましたらぜひ。
映像で表現されてるだけに、酔い加減に心地よさに一層です。
<予告編>
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毎日危険な気温が続いてます(7月にして40度越えも間近)、
熱中症対策に万全を期していきましょう。
もちろんコロナもまだまだ気が抜けません。
どれが好きかって問いに挙げれば多々なんですけど、
個人的に直近で暖を取るように聞いていたこの曲なんて、
せつなで、あたたかな季節を呼び起こしてくれる、
そんな曲調にそこへのせる歌詞とそれにあいまったユキヒロの歌声に、
今により切なく泣けてもき、
「WATERMELON」高橋幸宏, 東京スカパラダイスオーケストラ
作詞に高野寛さん、作曲に高橋幸宏さん&スカパラ。
共作にこれぞといえる布陣。
色んなミュージシャンとの演奏に似合う印象。
〇 〇 〇
ご本人に主演の映画もありました。
「四月の魚 POISSON D'AVRIL」監督・大林宣彦(1986年公開)
その映画の冒頭。
曲調にヨーロピアンスタイル、流麗な一曲。
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いつまでもこのような曲にめぐまれる世界であってほしい……。