おなじみすてきな音楽ユニットに、
“Ginger Root”
今日の投稿に間に合った~
ときをさかのぼること45年前、1979年の8月10日、
なので……
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そのアルバムから1曲目と2曲目を夏の快適きぶんアップに。
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カレンダーに毎日必ず何かの記念日になってる、
そんな「今日は何の日?」そこに “8月10日” 。
グーグル検索してみたら、その抜粋に、
ハンド(手)の日、発煙筒の日、鳩の日、道の日、よさこい祭りの日、など。
よさこい祭り、今年の本祭一日目のYouTube配信されてたのを聴視し、
その地に根差したこの季節に沸点ともいえるところのフィジカルなお祭りに、
華麗そしてエネルギッシュで凛ともした演舞の連続でした。
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至極の2時間(アンコール含めて)。
「MIC CHECK」から始まるこれにのみ選び抜かれたセットリストに、
アルバム「THE FIRST QUESTION AWARD」から「Ethereal Essence」
にかけて、それに攻殻機動隊ARISE、METAFIVE、SKETCHSHOW、からも。
そして新曲に「MIND TRAIN」!
心揺さぶられ続ける2時間でした。
「環境と心理」にもう涙、私に慰め。1stアルバムからのメドレーに、
それにアンコールの一曲「THE LOVE PARADE」に、これまでずっと聴いてきて
本当によかった、って、セットリストの最後「あなたがいるなら」に、
演奏とともに光のゆっくり収束していくような(宇宙誕生ビッグバンに真逆の
モーションを連想させもする)ステージ演出それもあって、もう極まり。
全演奏終了後の会場にスタンディングの拍手と歓声かけ声に
CORNELIUS GROUPのこれからまだ先へと続く喜びに満ち渡った、
開演前入場の列に並んでたときの視界にもそんな思いでしたけれど、
学生の方から小山田圭吾さんよりも年上とおぼえる方まで。
30年の活動そこで培われてきたことにその表れと。
その前にYouTubeのコーネリアスオフィシャルから
アニバーサリーセットの演奏その動画にちょっとでも上がってくるかもと、
期待。。。(観客撮影による動画はYouTubeやXに幾らか上がってますけど)
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心身に元気でなければだめと、そう思いに強くする日でした。。。
音楽のジャンルにその一つ。聴くことあって。
それで、その定義にどんなふうか忘れずにおきたくて、
簡単とした覚書を。あと、例としての動画と、
触れてみておぼえたあたりを。
以下に、個人的な関心から長々なので、
そこによろしければ……。
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ヴェイパーウェイブを特集した本や書籍が出てますけど、
ここではウィキをもとに。
( )の中はひとりごとみたいな
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1980~90年代の、大量消費社会について、また
その頃の文化や技術・テクノロジーについて、批評・風刺したり、
懐かしんだり、といった趣きのある音楽ジャンル。
(大量消費社会への批評その先駆ってあたりにアンディ・ウォーホルとか)
2000年代、その中頃あたりからネット上、動画共有サイトに登場。
最初は無価値な音源のつぎはぎで無価値な音源を再制作する、
というものだったそう。音のコラージュ、アーティスティックな感じ。
(無価値 → 過去に価値があったもの)を
(つぎはぎ → エディット性ある)作品に組み上げて、
(かつての消費社会に対し、批評、アイロニーに見る、など)。
(音のコラージュその雰囲気に、大竹伸朗の作品を想起させるような)
そのうち、1980年代のR&B、スムースジャズなどからのサンプリングで
耳に馴染みやすいものへ。
(なるほどこれはコラージュっぽい、って耳におぼえるふうだったのが、
音楽としての調子を取り出していった、と)
日本の1980年代の楽曲、シティ・ポップからサンプリングされたものもあり、
現在のシティ・ポップブームの下地にもなってる。
(かつての消費社会そのときに摂取されてた音楽に、ただ、年月を随分経た
今に「あのときイケてた音楽やったわぁ」と懐メロ扱いせず、
時流に揺らがないで「この音楽ずっと好き(エバーグリーン)」と
し続けてる方がこの世にあまたなのは間違いなくて)
(批評や風刺する上で用いる素材、って位置づけにそうなんでしょうけど、
Vaporwaveの音楽としての成熟(リスナーへの馴染んでもらいやすさ、とか)
に、サンプリングしてチル(心地よさ)を与えるのにシティ・ポップは、
その当時に生まれた音楽というだけじゃなくて、その完成度の高さに、
とても良質な素材(って言い方好きじゃないけど)にされてるものと)
(そうあって、懐かしさと同時に新鮮な響きともなって今に立ち現れ、
そこからシティ・ポップブームが起こり、でもあるのかな)
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具体的な例に。
当時のテクノロジーを懐かしむような、ニューエイジ感あるものに、
コラージュっぽくないあたりに、昨今の創作みたい。
年月を掘り下げて、今から13年前に作られてたのを。
アーティスト名に“MACINTOSH PLUS”、それは
ヴェイパーウェイブで知られた音楽家に「Vaktroid」
(読みに、ヴェクトロイド。アメリカの女性アーティスト)の別名義
次もVaktroidに “New Dreams Ltd.” って別名義による、
これは8年前の(13年前に発表されたものを再編集)、
日本のCMを素材にしたもの。
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現在のヴェイパーウェイブに、
サンプリング素材に施されるその特徴的なエフェクト処理
(ループだったりピッチを遅めるふうだったり)によって
かつての消費社会への批評性や1980~90年代にかけて
イケイケ(でいいんですよね)だった時代への郷愁を漂わせる、
そんなふうに仕上げられたサウンドトラックに、
個人的な感触で言うなら、ニューエイジふう味のもの
(ノンヴォーカルでインナートリップ、アンビエントっぽいの)に
聴きやすい。……けど、
なかには、
過去からの呪縛に絡め取られるそんな心地のわるさをおぼえるのが
あったりもして。
それは、端的にすると表層部分の、
ピッチを遅めて音を間延びさせるエフェクト処理なんかに、
ヴォーカルなどくぐもった調子でゆうれいっぽい響きに化けるふうで、
リズムもゆったりめで粘着っぽさをおぼえたりするから。
ヴェイパーウェイブの作り手に、
それはもうマッドサイエンティストとさえいえそうで、
サンプリングする素材にこもってる“搾取にあった消費社会への怨念”
それを音楽という姿形に変え今に蘇らせてる、って思えもし。
作りこまれてるので、こっちの世界へおいで、みたいに
誘ってくる力があって。酔ってるときなんか聴けないと思う、
サイケデリックにも通じてるようで。
ただ、呪縛ものといってるのも、
そこにはまる人には心地いいものって思います。
基本的に嫌いじゃありません。
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Vaporwave(ヴェイパーウェイブ)について、でした。
前回の給水ポイントから日が経って、今は
フュージョングループの “夏を感じる” 音楽をリピート再生中。
そのなかでもとくに「スクエア」の ~
定冠詞に「THE」の方、「Tー」じゃない方のを。
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ということで、タイトルどおりなのを
個人的に全開、単に常に聴きたいだけなんです。
第1ポイントでは尺に短いCM動画でしたけれど、
エネルギーにもっと必要ってことで、今回はフル尺補給。
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今に2020年代もいい音楽がどんどん創られてますけど、
ただ、1980年代のものに改めて魅かれるところがあって、
そこのところに、創り手と、当時の社会全体の明度や彩度が
(いい意味で)高かったこと、それらの相乗、みたいな……。
講釈っぽいのは置いといて、いいものはいいんです、
そんな素晴らしい音楽でもって、季節は変わっても、
夏の明るくあざやかな心地を繋ぎとめときたい。
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今年に入って新潮の連載記事の終了を惜しんだところに……。
71歳は、
まだまだアクティブになれる年齢だと思います。
心身の状態によるとはいえ……
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本当にさまざまなところで教授の音楽を耳にしてきました。
こんなところでも聴けるなんて、といったなかにこの一曲。
テレビ放送のオープニングでこれが流れるのに、
素敵な一日が始まる、新しい一日に期待が高まる、
といったふうで、聞いていて気持ちいい。
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コマーシャルによくご本人が起用されていた印象も。
なんといっても教授ですから、それはもう映えます。
そんなCMのなかの一本に。
クリーンエネルギーについて、そのことを
大切に説いておられましたね。
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あまたの曲に、インストだけでなくご本人が歌唱されているものも。
あの教授ヴォイスによる歌唱その一曲に。
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音楽だけにとどまらず文化面に広く多大な影響を及ぼし
その底上げをされた方だったとの印象も。
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高橋幸宏さんのときもそんな思いでしたが、本当に、
教授の創造した作品がいつまでも親しまれる世界であってほしい。
どれが好きかって問いに挙げれば多々なんですが、
個人的に直近で暖を取るように聞いていたこの曲なんて。
せつなで、あたたかな季節を呼び起こしてくれる、
そんな曲調にそこへのせる歌詞とそれにあいまったユキヒロの歌声に、
今により切なく泣けてもき。
作詞に高野寛、作曲に高橋幸宏&スカパラ。
共作にこれぞといえる布陣。
色んなミュージシャンとの演奏・セッションに似合う方だったと。
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ご本人に主演の映画もありました。
その映画の冒頭。
曲調にヨーロピアンスタイル、耳に流麗な一曲。
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いつまでもこのような曲にめぐまれる世界であってほしい。
これもよく聴く一曲。前口上つき。
この前口上つきの「SPARKLE」は、
菊地成孔の粋な夜電波(というラジオ番組。現在は終了していて残念)で
放送されたもの(OAに2014年の夏の終わり、とそこで話されてます)。
前口上に深く聞き入ります。
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山下達郎さんといえば、そうですね、
今月22日に11年ぶりの新しいアルバムが出るわけですけど、
それに合わせて特集の組まれたこの雑誌。
入手に少しばかり難しくなってるようです。
8時間ロングインタビューに読み応え十分。
「全仕事リスト、449曲」
(リストに載ってない曲もありますけど)にも圧倒。
五十年のキャリアの結晶、って感じです。
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特集の記事にもあるのですけど、
CM(テレビ、ラジオ)におけるタツローサウンド、について。
できれば、その楽曲の使用されたCMのリストなんてのもあれば
うれしかったのですが。
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タツローサウンドの使われるテレビCMって、
その曲のプロモーションビデオっぽく思えたりします。
テレビCMに少し。
タツローサウンドの採用されたテレビCM全部を
一本に繋いだものを観てみたい。
今月のある日の空を。
今年もじわりじわりと過ぎ去ろうとしている夏。
とはいっても、まだまだ暑いです。
“毎日が夏休み”そんな大島弓子さんの漫画タイトルみたいな、
夏にずっとの日々にならないものでしょうか……
(と、今年も同じことを思う)。
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暑い季節に聴きたくなる、メロディーに爽快な一曲に……
今の季節に限らなくてもいいんですけど、
個人的に心地よい曲を少し。
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さわやか補給を大事にしてまいりましょう。
すっかりクラシックに落ち着いたのを。
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音楽ってほんと大事。
まだ前半の章立てを追ってるとこですけど、
読みやすくて、確たる存在を改めて学ぶかのように、
入門書に応用テイストの感で読んでます。
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KADOKAWAより2021年3月12日、3960円で発売。
付録に小冊子(全トラックリスト)付き。
ノンフィクション書籍であり、
歴史書ともいえます、YMOの。
それ以前のメンバー各人の活動 ~ YMOの誕生 ~ 散開 ~
再結成 ~ 時を経てHASからのHASYMO ~
そして現在のYMO ~ (2043年)、という歴史の綴られた本書。
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1ページまた1ページとめくるたび、
その誕生する前から現在に至るまでの道のりを、
途中とちゅうで立ち寄るサービスステーションや道の駅で
その都度おすすめ品や名物品や隠れた一品などを
頂くような感じで味わってます。
その筋に詳しい方々には退屈な内容なのかも知れませんが、
浅い知識の身には読みごたえに十分。
YMOファンなら、そうでなくても、
ノンフィクションによくできた一冊として、
持っておきたいですね。
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ときおり無性に見たく聞きたくなります。
この時期になると耳にする率に高くなるクリスマス・ソング。
その代表的な一曲をジャパニーズポップスから挙げるとするなら、
多くの人がきっとそうでしょう、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。
その曲の収められたアルバムに名盤「Melodies」。
きっと「クリスマス・イブ」に相乗効果もあって、そのアルバムの
CDが、それにLP(&カセット)も、そこここで多く回ってることでしょう。
回ってる、といえば、その言葉からのイメージ繋がりで、
「Melodies」に収録されてるこの曲に折々。
このベースライン、かっこいいですよね。
まためぐってくるから、あたたかい折が、って思える一曲。
ヴォーカルのある曲も聴くけど、ヴォーカルにないものでいえば、
そのジャンルに、環境音楽、ラウンジミュージック、アンビエント、
テクノ、ハウス、アシッドジャズ、フュージョン、ほか。
ゴンチチなら “地球一番の快適音楽”ってジャンル。
それらを総合して「ニューエイジ ミュージック」っていう、
そんなジャンルを改めて俯瞰できるこの一冊。
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ディスクユニオン / 2020年8月8日 初版発行 / 2200円+税
「ニューエイジ」アルバムに600枚をレコメンドするもので、
ミュージシャンへのインタビューや、
「ニューエイジ ミュージック」その考察など、そういったコラムも。
インタビューに細野晴臣さんのページに読みごたえがあります、
ほかのミュージシャンの方々のインタビューにも同様。
「ニューエイジ ミュージック」の起源など、興味深いです。
日々の疲れを癒してくれる、ぼんやり聴いているだけで気持ちいいのとか、
なにかしらの刺激に働きかけてくれるのとか、そんな音楽の検索に役立つ一冊。
ジャケットデザインを見ているだけでもいい感じ、
クリエイティブな勉強になります。
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今回ご紹介の書籍のレコメンドにはなくて、ただ個人的な感触に
これもそうって思えるあたりに、持ってるCDから2枚をピックアップ。
1枚目 /
脳内を心地よく、また、ほどよく活発に刺激してくれるような、
ブレインマッサージアルバム、ってコピーの浮かんでくる一枚。
そこからの1曲……
2枚目 /
全曲ピアノのみの音色で、映画の色とも相まった、もの静けさの美しさ。
森のささやきや川のせせらぎ、雷鳴など、そんな自然音とピアノのみの構成に
ニューエイジ感ある一枚。
そこからの1曲……
日々安穏を心がけていきましょう(と自身にも込めて)。
この場所に引っ越しての再開です。
はじめましてのみなさん、ごぞんじのみなさん、
マイペース更新にお付き合い頂けたなら幸いです。
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最近読み終えたばかりの、この最終巻。
2020年9月18日 / 本体740円 / 講談社
これまで連載誌ではなく単行本で追いかけて、ゴールしました。
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物語の大体はマンガペディアで調べていただくとして……。
最終巻まで読了された皆さんの感想はどうだったでしょう?
近年そして昨今の禍やニュースで報じられる悲痛な事象を想起させる、
そんな描写が作品中に見受けられるあたりに、
世の中をふかく憂えて見えます。
と同時に、それは現実に対して、天国も地獄も境になくて一続き、
という酷な見方がこの作品の根っこにあるようと。
そんな感を抱いてしまう、つまり、それだけ魅力があることに確かな作品。
力みのない絵に釣られてさらさら読めてしまうので、余計恐ろしい。
まだ読んでいない方がおられましたら一読いかがでしょう。
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音楽に、この一曲を最初に。
1995年12月1日に発売の、
そこからの一曲。
キュートストロングって感じの歌唱に、
気分を心地よく上げてくれるリズムに、
こんないい曲がこの世に埋もれてるなんて。