「へび女」……


新年おめでとうございます。


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楳図パーフェクション!1「へび女」

2005年9月1日 初版第一刷発行 / 小学館 / 1143円+税


三作品収録、すべて“へび女”のお話。

収録されてる順に読み進めていく、と、

最後の作品のラストが最初の作品へつながるそんな構成、

自らのしっぽをくわえた輪っか状のウロボロスを想起させる、

“永遠であり不滅”の恐怖、その円環。


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いつ読んでもこころ鮮やかに戦慄。


4 件のコメント:

  1. 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
    新年最初の記事は、今年の干支にちなんで「へび」ですね。
    私はへびは大の苦手ですが、へびほど、畏敬の念と恐怖の念を持たれる動物も珍しいように思います。
    今年も興味深さと面白さがヘビー級の記事を楽しみにしております。

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    1. コウジ菌さんへ

      新年おめでとうございます。
      へびをモチーフにした作品に多々ありますが、この楳図先生の一冊を選びました。
      へびはあの姿や動き、毒を持ってるのもあるから、どうしても怖いって
      思う人に多いんでしょうけど、怖いから逆に惹きつけられてしまう、って魅力も。
      巨大なへびと戦うような外国映画に新作も尽きませんし、もう大スターみたいな。
      へびは弁天様の使い、畏敬の存在ですね。
      ヘビー級には力およびませんけれど~今年もマイペースで綴っていければと
      思いますので、本年もよろしくお願いします。。。

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  2. サウス さん

    楳図さんの絵柄でこの手のお話は怖そう… ^^;)。瞳が子供じゃないんですよね、楳図さんの絵って。2005年と言うと、もう20年前になるとは。

    発行元が小学館だから読み切り/短編集? どうやってサウスさんがこの手の作品を見つけられるのかが不思議だったりします。

    本年も宜しくお願い致します。

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    1. 335さんへ

      新年おめでとうございます。
      楳図先生の怖い作品に、登場人物の目・瞳は恐怖を語るところなので
      その描きように力のこもり具合をおぼえます。この書籍に20年前の発行で、
      数あるへび女作品の中から三篇、連作ふうっていえるのが収めらた中短編集です。
      作品の発表年に1965年、1966年。今から60年も前なのに古びてなくて鮮やか。
      楳図先生の本は一般書店や古本屋さん、本のセレクトショップなどで購入です。
      こちらも本年によろしくお願いします。。。

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「へび女」……