一夜限りの再生。「YMOフェア 販促用チラシ」……


WOWOWで放送されましたね、YMOトリビュートコンサート。

TEIさんのところはかなり短く編集されてましたが、

足を運んだあのときへジャンプ。

録画したのを大事にしないと。


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そのコンサートにトリビュートでしたけれど、

一夜限りで再生されたYMOだったのを、改めて実感。


2000年以降自然と活動が再開されていったそれ以前、

散開からの再びといえば、再生YMO。

1993年、ほんとわずかな期間の、

周囲の思惑に運ばれていった感の……

そのあたりの事情は書籍「YMO 1978-2043」を

読んでみてください、として、


再生YMOの準備に動き出したのは1992年秋ごろ。

で、これは翌年が踏まえられてたんでしょうね、

1992年7月から9月にかけて「YMOフェア」っていうのが

あって、


そのチラシに、運よく入手できたのをご紹介。

(* ̄▽ ̄)/チョッピリジマン


「YMOフェア」告知のチラシ / B4サイズ(257×364)


チラシに隠れてるけどステッカーもあって、

それは対象商品一点購入につき一枚もらえたもの。


表面は、

予約限定盤のボックスセットの発売宣伝に大きく、

そのほかYMOのアルバムやベストアルバム、

リミックスアルバム、それから細野さん高橋さん

個々のアルバム(価格改定盤)などの

予約申し込み書が一緒になってて、


裏面は、

フェアでプロモーションされてるCD商品の

ラインナップ。アルバムジャケットにずらり。

表面の予約申し込み書のところにキリトリ線があって、

裏面のこと考えたなら店舗で口頭での予約申し込みですね。


こういったのにYMOの存在の確固たるほどが感じられて、

チラシだけど貴重。


きっと印刷枚数にたくさん発注かけられてて、

全国の音楽CDソフト取り扱い店舗に配られてたはず。

それが現在どれくらい残ってるんでしょう……

そんな思いに、しっかり大切に保存してます。


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チラシという紙媒体に、今回のようなもの以外に

映画のチラシなどもあって、良いメディアって思います。


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ということで、

お盆のお休みまでもう一息!と、

日々面倒繁忙で落ちてた気分に回復、

そんな約2時間のYMOトリビュートコンサートに放送されましたね、

からの、YMO文化財「有形部門」に一点のご紹介でした。


YMOトリビュートコンサート。……


MUSIC AWARDS JAPAN

A Tribute to YMO

- SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025 -

2025/5/20 - 京都国際会館メインホール







その私的記録に少々。


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多幸感溢れた2時間若干越え。


“TOWA TEI”

トリビュートコンサートにMVF Orchestraそして

ゲストミュージシャン加わった演奏から始まるんじゃなくて、

最初に、この場にYMOに捧げられた、トリビュートミックス、

ユキヒロヴォイスにうるっとし、


MVF Orchestraの演奏でTechnopolisと中国女、

そうこなくちゃって2曲から始まり、


“東京スカパラダイスオーケストラ・ホーンセクション”

弾むはずむCosmic surfin'、色気たっぷり十倍増しSimoon、


“山口一郎(サカナクション)”

過激な淑女&以心電信歌うのめっちゃレアでがっつり歌いきってて

もう聞き惚れるしかないんやけど、


“岡村靖幸”

めっちゃキレキレで弾けててサイコーやったし、

君に、胸キュン。は予想ついたけどもう一曲にThe Madmenなんて

サイコー過ぎたんやけど、靖幸胸キュン最強、キュン!やったし、


“坂本美雨”

やっぱり思ってたとおり、音楽、でこの曲の生まれた背景も

あって目頭熱くされた方はメインホール内にあまただったはずって、

Perspectiveも美しくって、歌い終わってからの一言にうるっとし、


“ジンジャー・ルート”

弾けてましたタイトゥン・アップ、立ち上がれ、って弾けてた!

ここでメインホールの空気に意気がぐっと天に向いた気がして、


“小山田圭吾”

待ってた!きた!って感じで、ファイアークラッカーそれも

ジンジャー・ルートと一緒に演奏なんてめっちゃサイコーやってんけど、

千のナイフ、そのギターソロを味わえてもう至福、

CUEもあってほんとよかった、


MVF OrchestraのMad Pierrot、演奏で聴けるなんて、


“原口沙輔”

サンプラー操ってRydeenめっちゃかっこよくて、

Behind The Maskその入りにめっちゃかっこよくて、


“松武秀樹”

Behind The Mask ヴォーカル取っててもう盛り上がりで、

ステージ中央の高みに通称タンスを背にそのお姿は、

見ていて、王座に就いてる感、ドン、っておぼえで、


坂本美雨さんに流れる風のような歌唱の東風あって、からの

Epilogueが流れ、そこで今回の出演に全員が横一列に

並ばれるのですけど、そのYMOトリビュートだからこその眺めに、

壮観、そして拍手喝采、


アンコールはなかったけれど、

トリビュートということを思えば。


会場に来られてた皆さんの年齢層に幅広くて。

YMOへの敬愛に、すてきなひとときでした。


YMOトリビュートコンサート、

WOWOWで7月13日に放送。


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今年のシンボルにYMOとあった、MAJ、に、

歴史の始まりですね。


19巻に登頂。「山と食欲と私」……

 

遅まきながら読み終えました、19巻。


「山と食欲と私」

2025年1月15日 初版 / 新潮社 / 660円+税


読後の感に少しだけ書き留めておこうかと。


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ポットラックパーティー

(料理や飲み物の持ち寄り会みたいな)の回、

小松原さんの長台詞にその勝手に親戚のおばちゃん目線も

よかったけれど、この台詞に心中での衝撃!なのを

ピックアップ。

ササっと仕上げられた「いわしの蒲焼のひつまぶし茶漬け」に

“ぬおお~~っ逆にすごい” !からの

“飾り気がなく手軽でありながらセンスのいい工夫が効いてる

一番カッコいいやつやん” !

っていうの。まぁビカーッてまぶしいくらいのお二人が

作った山ごはんだもの。


連載を追っかけてなくていつも単行本で読んでるんですけど、

掲載誌ではどうなんでしょう、

あの大学生の男子とはなにか進展があったり?

そこ今後のポイント。


スケッチを始めたきっかけに西さんの言葉にほんとそう、

描きたいなら描こうよ!っていうの、そこだけ抜き出しても

ほかのことにだって十分当てはまるそんな直球の言葉だから

とっても強いし、あと、全力で肯定してくれる人がいるのも

心強い。山ごはんとともにこれも楽しみとして、

この先自分の思うままに自由な絵が増えていくのかなと。

個展、十分にあり得そうですね。


記事取材の案件に、

幽霊が住むと噂の避難小屋に泊まって闇鍋やってみた、

っていう、その肝試しと山ごはんの合わせ技の回、

オチにほんともう((;゚Д゚ ))!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


19巻にどのお話も

(鷹桑&砂井先輩に川下りアクティビティものでしたね)

たのしくいただきました。


人間の智慧のありように。「アトムの時代」……

 

アマプラVideoで「ゴジラ-1.0/C」「オッペンハイマー」

観ました。

前者は全編モノクロとなったゴジラにその存在感が

より脅威として表れてる印象で、

後者は人間ドラマで主役のオッペンハイマーについて

幾らか知ってた上で観た方が話に入りやすかった印象。


主演にジュリーの「太陽を盗んだ男」も配信が始まってる

アマプラVideo。

今現在その3本が会員特典で観られるのって、

実は単純にそうあるだけじゃないのかも、

みたいな考えにもなったり。

そんなおしはかりから思い出した、今回の書籍。


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「アトムの時代」

1994年 7月 16日 初版 第1刷 / 美術出版社 / 1700円


原子の雲、その写真集。美術出版社からですが、

その出自にとらわれることのないありようと。


帯の表には「やさしい心と勇気ある目に。」とあり、

裏には、お二人による帯文。



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書籍の内容に、

原子核の分裂によって引き出された力の鴻大なさまを

とらえた写真、と、

原子力や核兵器、戦争について語った人々のその言葉、

があり、最後に解説文。


頁に見開きや一方だけに現れる、

怒り露わに目覚め咆哮に天高くする異形のようとも、

そんなさまの写し取られた数々に目を奪われ恐れ震える、

そして、紹介される言葉、に重く見据えさせる。






言葉が紹介されてる頁にそれだけのレイアウトで、

文字以外の余白その色に、

原子から引き出される力の用途次第で

色相明度彩度にどのようにも変化する根源色、

そう見えもします。


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物理学者アルバート・アインシュタインによる、

あまりに有名な方程式「E=MC²」


その短く簡潔に組み上げられた式の説明に、

解説にはこうあって、1グラムの重さに、例えば

一枚の切符に列車が地球を何周もできるほどの

エネルギーがあることを証明するもの、と。


それは方程式でもあり、

もうそれ以上分解できないってされる粒子の更にその先の

領域、深淵への扉を開く鍵。


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その扉が開かれたことで

物理的に感触できる世界のいとも脆いことを明示する、

写真そして紹介される言葉のすべてから戦争の愚かさを、

人間の智慧にどうあるべきかそれを暗に強く示唆する、

そんな「アトムの時代」の紹介でした。


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ブログ用に本を撮影するとき、

そのサイズがわかるように添えてる定規。

そこにデザインされてる手塚治虫先生の「鉄腕アトム」

に登場するキャラクターたち。

主人公の力の源にそうですね、今回の投稿に繋がりました。


ロボットですけれど、苦しみ悩み涙する、アトム。


いつも通り癒しの旅行マガジン。「ワンダーJAPON」……


刊行に無事継続で一安心の、最新号。


「ワンダーJAPON」10号

2025年1月29日発売 / 1650円(税込み)


特集エリアに、新潟県と長野県。

ダム、発電所、遺構、神社、ミュージアム、町並み、

ほかにも、まだまだ異空間の扉が開かれてますね。


表紙の大仏様の座像(長野県長野市)に、個人が、

廃材を彫っては寄せ合わせて、4年かけて作り上げたのだそう。

高さ5メートル超え。制作の時期にコロナ禍で、

「人々を救いたい」その思いと、「作っていて楽しいから」

っていう一番の動機でこのように彫像が。


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Googleストリートビュー撮影車のカメラも捉えてる、

今号の記事から個人的にピックアップのスポット。

(Googleマップで見る、をクリックしてブラウザの

 サイズでご覧になると臨場感少し上がるかも)


その1

小千谷(おぢや)地下道〔新潟県・小千谷市〕

その出入口の意匠に鯉。口や尾っぽから出入り。

視点をぐるり移動させると全部で3匹!いるのがわかります。


その2

狂気・異端と称された建築家による、斜めの家〔新潟県・上越市〕

階段を用いない代わりになだらかな折り返しスロープで

いたわりある二階建て住居。設計を手がけたのは建築家“渡邊洋治”。

建築家ル・コルビュジェの弟子に師事された方(孫弟子ですね)。

クラファンで保存・活用のための修繕が行われたようです。


その3

斜めの家と同じ建築家による、善導寺〔新潟県・糸魚川市〕

お寺です、外観にとてもダイナミックで、モダン。斜めの家も

そうなんですけれど、エッジが効いててかっこよくて、

SFって感じが(* ̄▽ ̄)ゞ♪