あなたの町にもきっとある。「ゆるカワ珍スポ大図鑑」……


なにかと困疲の日々に癒し効果ありの、

表紙を飾ってるその本書のアイコニック、

愛嬌ある滑り台ときたら。


「ゆるカワ珍スポ大図鑑」

2024年10月25日 第1版第1刷発行 / 1980円(税込み)


既刊の異空間旅行マガジン「ワンダーJAPON(JAPAN)」で

紹介されてるスポットに書籍名どおりなのが集められたもの。


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全スポットのページにQRコード(住所の情報)も載っていて、

読み取るとグーグルマップで位置確認できます。

(スポットによってはストリートビューで見ることも)


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ほかに紹介されてるスポットにたとえば……


(グーグルマップ“拡大地図を表示”から、

 ストリートビューで御覧ください)


『パブレスト100万ドル』(愛知県に在るカフェ)

(カフェのご主人の事情に端を発する)そこからあふれ出て

くるクリエイティブ性にひしめいてる喫茶店。

TV番組「ナニコレ珍百景」でも紹介されてましたね。


『木造駅』(JR五能線)

巨大な土偶、ほんと好いですよね。


『食パンの滑り台』(老舗パンメーカーさんのそばの公園)

食パンのうちがわを滑り台に仕立てた感じにあいらしい、

近くにクロワッサンの遊具も。


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きっと続編も出ることでしょう、

愉しい一冊です。


「図鑑」ってことだけど、その見方を変えると、

このようなスポットが一切なくなったなら、きっと

日常があんたんたる向きに危うそうと、そんな

ひのもとの日々是好日を祈ってるふうにも思える、

それらにとても貴重として編まれた“記録書”とも。


「おろち」「まことちゃん」「わたしは真悟」、……


ほかのタイトルにもそう、みなさんと同じように、

読み続けてきました……。


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まことちゃんの単行本、たとえばこの12巻に、

その表紙のおちゃめで、ポップでロックなこと!

かわいいですよね、まことちゃん。その、ある意味

“けがれのない無垢っぷり”にはなにかとあれですけど、

それはマコリンだけじゃない、お姉ちゃんも両親も

祖父母だってそう、常識なんて軽っと超えて、そこに

人を惹きつけてやまない怖いくらい強烈な刺激があって!

沢田家の一致団結したときなんてもう!日曜夕方6時台の

テレビアニメでお馴染み“国民的”として愛される家族像に

こちらだって!

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「奇蹟は 誰にでも 一度おきる

だが おきたことには 誰も気がつかない」

さとるとまりんを思い出すと涙が……。

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読み返すたび胸奥に浮揚する、

それが生そして死への向きにひとかたならぬ純粋ゆえの、

人間の表裏描写にその醜さが、哀情のほどが、

憎悪に満ちた輝きが、……。

それらが、美しい登場人物や黒く彩られた情景などに

極まり、読者に恐怖のかせを引きずらせる。


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ひとことで、偉大、な方。


目指せおもちゃのカンヅメ、その4……


それは、

古代エジプトやメソポタミア文明の栄えてた頃に、

サイコロなど道具を用いて運命を占うってあたりに

萌芽の見られるようで、


本格的に体系化がなされてくきっかけに、17世紀、

フランスの数学者にブレーズ・パスカル(考える葦のひと)と

ピエール・ド・フェルマー(フェルマーの最終定理のひと)

そのお二方が「賭け事」についてやった議論のそこから。

勝負の途中で掛け金をどのように分配するか、という

「分割問題」に対しその計算方法が考え出されたのだと。

そうして、クリスチャン・ホイヘンス(土星の衛星タイタン

発見したひと)や、ジェイムズ・ベルヌーイ(たとえば飛行機が

速く安全に飛べるのこのひとの流体力学の定理あるから)ら

数学者たちによって発展、


18~19世紀にかけて、数学者のピエール=シモン・ラプラス

(ラプラスの悪魔のひと)によってさらに一般化、

あらゆる不確実性(先の読みにくいような事象とか)を

定量的な測定(数字の上ではこうなるよ、的な)として捉え、

その論の基礎を築き、


20世紀、数学者のアンドレイ・ニコラエヴィッチ・コルモゴロフ

によって公理化(そこに証明要らずで数学のジャンルとして

学べるような具合)されて、現在さまざまな分野(たとえば

わかりいいのに天気予報とか株式相場とかAIの学習などなど)に

応用されてる、


現今、意思決定の際や不確実性の評価検証などに欠かせない

道具となってる、


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……ということで、『確率』ってどう生まれたの?

そこんとこチャットGPTさんに尋ねてみて、その回答を

わたしのあまあまな解釈もまじえつつ綴ってみたんですけど、


『確率』って呼称で公理化されてるけど、

そこからはじき出される数字にあくまでも“数字”で、

絶対ではなくて、そう測定できる、もの。

「この先こうなるよ」って計算結果から大きくはずれたとしても、

それは「小さい確率で今ふうに当たってたよ」って

換言できる、もの、


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そんな『確率』ありきのチャットGPTさん、

こう教えてくれてます、


“森永チョコボール”でおなじみ金のエンゼルマークの出現率に、

1000個購入で少なくとも一枚当たる確率に63%以上、

3000個購入だと同様に95%以上、


それから銀のエンゼルマークの出現率に、

30個購入で少なくとも一枚当たる確率に63%以上、

89個購入だと同様に95%以上、って、


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わたしの場合、それほど購入したおぼえはありません、

けど、それってつまり、エンゼルマークの出現率を念頭に、

本来わたしが購入し残念するはずだった「他のはずれ個数分」を

どこかのだれかさんがわたしの代わりに購入してくれた、

ってことなんですよね、当たり前のこといってるだけですけど

(反対に、こちらがだれかさんの喜びに協力してる、とも)、


そうあって、結果、

銀のエンゼルマークに五枚揃いました、

(おなじところで購入してる)どこかのだれかさんへ、

ご協力ありがとうございます。


エンゼルマークをしかるべき先へ送って

例のブツを頂くことにしますね(ΦωΦ)フフフ…。


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目指した地点に至ったけれど、

つづけて食べたいときに購入してます。。。


「逢沢りく(上下巻)」に、……


遅ればせながら。猫村さんは実写の観てました。



上下巻ともに:2014年10月25日 第一刷発行/1000円+税


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以下感想に長々しくなく。ネタバレみたいなのご容赦


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十四歳のりくに清澄のほどを読みました。


その蛇口をひねるかっこうでなく心底からの、

ひざをつきこらえきれぬ胸から声を上げ滂沱とする最後に、

泣きました。


お話の肝に、親せきの幼い子“時ちゃん”とのかけ合いに、

そのときだけは普段とかわって自身を発してるりく。

双方いつわりのないかけ合いに、それはもうなくてはならない

“時間”で、だからその役割に踏まえられた上で“時男”って

名前がつけられたものと。


そもそも、

りくの父親が会社のアルバイトの女性と不倫してる(そのこと知ってる)、

母親も(りくを関西へやってから)過去つき合ってた男性と会う、

(本文に借りるなら)“大人として間違った”そんな両親と

同じ屋根の下で暮らしてるんだから、そこに思春期ってのも加味に、

感覚に鋭敏となってしまう、蛇口をちょっとひねるように

涙を流せてしまえるのもそうでしょう。


転校先(大おばさん家)に、その、

ぼけとツッコミの常日頃にそんな喋りようのまんべんない環境、

ってところに、作者が関西の方、嵯峨美(京都の美大)出てるから、

実際に親しくある土地柄を設定したものと、いえ、設定などと

ネームに構えずとも自然に必然にそうなったのに違いないものと。

そこに、もし引っ越し先が別の土地柄だったならお話の雰囲気に

どうなってたかなと、“時ちゃん”の存在はおそらく不可欠として、

その異なる線に思いのよぎったり。

転校先だけでなく“両親と住まう地”もひっくるめて、

そこんところの、土地柄を読む、という風趣の作品とも。


楽しくないし嫌いとする運動に片思いされてるそんなりくの、

足の速いところが軽妙なアクセントといった感で。


いつも思うこと at「国立京都国際会館」……


京都市左京区、岩倉。

そこにあるのが「国立京都国際会館」。

メインの建物にSF風味なのがかっこよくて。


それはそれとして、ここにくればいつものこと、


国立京都国際会館

最寄りの地下鉄通路から出たところのそばに立ってる、

投光器の塔にひきつけられてしまう、見るたびどきどきするやつに。


国立京都国際会館
国立京都国際会館

柱に墜落静止用器具を取りつけられるようになってても、

やっぱり階段の外側に手すりあってほしい……って思いが。


昔の映像で東京タワーその建設中の様子を捉えたのがあって、

とび職人さんが命綱なしで鉄骨の高いとこひょいひょい登って

熱々のボルトを空中でキャッチしてタワーの骨を組み上げていく

そんな空に近いところでの作業ゆえに神業といえる、

それを思い出したり。


照明塔を見てるだけでどきどきする延長線上に、

そのてっぺんで行われる機器の点検や電球交換の様子などを、

それを行う作業員の方が階段を登り始めるところから

降りてくるまでの一連見てみたい……。