実写なら出演者で華やかになるとも思えたんですけど、
原作に絵としてでき上ったキャラクター性を極力崩さない方向で
というなら確かにアニメーション表現で話を起こしていくのが
もとに近しいありようで良好と。
個々のキャラクターに生動あるところを早く見たいです。
〇 〇 〇
2024年5月21日 第一刷 / 990円
長い年月を経て、これに完結を迎えました。
最終巻を読み終えて、この先の淡島歌劇団に
想いを馳せずにはいられません。
これにつきる感です、
作中に出版されるノンフィクション本の舞台化で、
これまでの光の当たってこなかった暗部に澱みもひっくるめて
淡島歌劇学校そこに流れる血脈に真であることが試される、
決してやすく純粋に無垢とはいかない世界で、未来に永永。
それを客席から鑑賞する側も、演じる側に継がれていく血脈のほどに
もちろん伝わらないわけがなく、そこに同じく未来に永永と。
あとがきにも触れられています、その
現実の歌劇団で起きてしまったできごとの
どうしても思い出される本編にあって、
こうして描き切られたことに、創造することへの真摯をおぼえます。
未読の方がおられましたら、ぜひ。
淡島百景、確か過去のブログで御紹介いただきましたよね。その後、読んで面白かったのを覚えています。
返信削除が、5巻まで続いているとは知りませんでした。
徐々に続きを読んでみたいと思います。
現実の歌劇団でも事件が起きましたが、内部のことも細かく描写された漫画だと思います。
はい紹介していました。そして、あれから続いていました。
削除週刊連載といったタイプの作品とは対極でじっくり描き進められていたので、ほんとに、待ちに待ってようやく発売された、って感じでした。
急ぐことなく、ゆっくり読むことがいいように思います。物語に深く染み入るものと思います。
アニメも、きっといいものになるって思います。