新年に明けましておめでとうございます。「世界現代怪異辞典」


本年もよろしくお願いします。

このブログに訪問してくださっている皆様にどうか幸のありますよう、

そして、世界が落ち着きますよう。


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お正月の間は、家で大人しくする時間でした。

テレビの特番、ネット配信のドラマ&映画鑑賞、読書、など、

そんなあたりで過ごしてました。


なので、初詣もありません。

世情が落ち着いたなら詣でたいですね。


ということで、

お正月に読んだ本のなかから、この一冊をご紹介。


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「世界現代怪異辞典」

2020年6月25日初版発行 / 2000円税別


既刊の日本版&その副読本に続いての世界編。


外国でも日本と共通する怪異ばなしに多くて、

トイレの花子さん的なのとか、

4時44分44秒になにかが起こる的なのとか、

親しみをおぼえます。


この瞬間も世界中で増殖している怪異かいいカイイ……

立て続けに“かいい”と書いていると体がかゆくなってくるのは

怪異のせいなのか……


昨今怪談にますます娯楽要素が強くなってます。

この手の本に応援です。


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音楽の紹介も。新年を迎えて最初に「YUNG BAE」。


オールドスクール感がする曲にノリノリの、

なんだか顔がほころんでしまうMV。


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新年を迎えていまだ不安の衰えない日々ですけど、

大事なくいきましょう。


世間ではクリスマスのようですね……


この時期になると耳にする率に高くなるクリスマス・ソング。

その代表的な一曲をジャパニーズポップスから挙げるとするなら、

多くの人がきっとそうでしょう、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。


その曲の収められたアルバムに名盤「Melodies」。

きっと「クリスマス・イブ」に相乗効果もあって、そのアルバムの

CDが、それにLP&カセットも、そこここで多く回ってることでしょう。


回ってる、といえば、その言葉からのイメージ繋がりで、

「Melodies」に収録されてるこの曲に折々。


「メリー・ゴー・ラウンド」山下達郎(LIVEバージョン)

このベースライン、かっこいいですよね。

まためぐってくるから、あたたかい折が、って思える一曲。


絵から言葉を引く。「言の葉 連想辞典」……


帯にあるように、イラストがあって、の字引、

という趣の一冊。


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「言の葉 連想辞典」

2019年6月19日 / 1800円+税



日々に気持ちのほぐれるような言葉が引けます。

辞典、っていうタイトルの読み物でもあるかな。


ワンダーな世界へじゃっぽーん!「ワンダーJAPON」……


って、どっぷりはまれますよ。


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「ワンダーJAPON」1号

2020年7月1日発行 / 1540円


いわゆる「廃墟」だとか「珍しいスポット」だとか、

なんなんこの変な建もん?! この場所なんか変?! みたいなのを

たくさん紹介してる “〈異空間〉旅行マガジン” 。

とっても癒されます。


以前に『ワンダーJAPAN』ってマガジンがあったんですけど、

休刊になっていました。

それがこのように (出版社が変わったようですね) 復刊。

来年には次号もちゃんと出るみたいでうれしい。


このようなご時世ですので、

これでもって旅行気分を満喫。



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『ワンダーJAPAN』はCSテレビでも放映されていました。

広く知られず狭く熱狂的に知られてるワンダーな風情が

映像で味わえるといった具合。


その三回分の冒頭がYouTubeにありましたので。

こんなふうです。





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早くワンダーなところへ旅行できる日常が戻ってきますように。



「ニューエイジ ミュージック ディスクガイド」……


環境音楽、ラウンジミュージック、アンビエント、

テクノ、ハウス、アシッドジャズ、フュージョン、

ゴンチチなら “地球一番の快適音楽”、


それらジャンルを総合して「ニューエイジ ミュージック」

っていう、そのあたりをこの一冊で俯瞰できます。


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「ニューエイジ ミュージック ディスクガイド」

ディスクユニオン / 2020年8月8日 初版発行 /

2200円+税


「ニューエイジ」アルバムに600枚をレコメンド。

ミュージシャンへのインタビューや、

「ニューエイジ ミュージック」その考察など、

そういったコラムも。


細野晴臣さんへのインタビューに読みごたえがあります、

また、ほかのミュージシャンへのインタビューも同様に。

「ニューエイジ ミュージック」の起源など、

とっても興味深いです。


日々の疲れを癒してくれる、

ぼんやり聴いているだけで気持ちいいのとか、

なにかしらの刺激に働きかけてくれるのとか、

そんな音楽の検索に役立つ一冊。


ジャケットデザインを見ているだけでもいい感じ、

クリエイティブな勉強になります。


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今回ご紹介の書籍のレコメンドにはないけれど、

個人的な感触にこれもそうって思える、

持ってるCDから2枚をピックアップ。


1枚目 / 

バンビ・シナプス「ウェザー・フォアキャスト」(1996)

脳内を心地よく響く、ほどよく刺激してくれるような、

ブレインマッサージアルバム、ってコピーの浮かんでくる1枚。

そこからの1曲に……


2枚目 / 

映画「萌の朱雀」インスパイア―ド・トラックス(1997)

全曲ピアノのみの音色で、映画の色とも相まった、

もの静けさの美しさ。森のささやきや川のせせらぎ、

雷鳴、など、そんな自然音と呼応し合ってるような、

ニューエイジ感ある1枚。そこからの1曲に……


日々安穏を心がけていきましょう(と自身にも込めて)。