「宝島 1984年 11月号」……


雪が降りそうな、はたまた積もり始めた寒い冬の夜に、

そして、対の季節に

暑く盛る昼間の燦々も沈んで涼に透んだ夏の夜にも、

いつでも聴けるように



M2 BILL(アルバム「音楽図鑑 -2015 Edition-」/ 1984年盤アウトテイク)

透明度の高い冬の空気にすっと浸透するピアノ、教授のそれと、

冬至を迎えて近しくなる音楽とくれば山下達郎さん、そのコーラス


   *   *   *


名盤、坂本龍一さんの「音楽図鑑」

“完璧盤” そして “2015 Edition” からときを遡ること、

最初のそれは1984年10月24日発売でした。


その発売日はあとで知ったことなんですけど、

そんなあと追い情報をもとに古書店さんで買った、

アルバムの発売されるちょうどそのころの雑誌にこちら。


「宝島 1984年 11月号」

昭和59年 11月1日 発行 / JICC出版局 / 250円


アルバム発売に合わせたロング・インタビュー記事に、

聞き手は中沢新一さんで、ポストモダンのその先への思索……


   *   *   *


当時のカルチャー全般にその潮流が、

記事にグラビアやインタビュー、エッセイやレビューなど、

また、そこからだけじゃなくて誌面の隅々にある広告からも

ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっと感じられて、

ときが経てばヤケに劣化の濃くなる紙媒体なのもあって、

そこに込められてる熱量のいまだ衰えのなさに魅入ります。


   *   *   *


この11月号に「京都が新しい!」って特集あって、

そのときの、要チェック!なスポット・お店や人物などを

紹介してて、昔の京都へトリップって感じで愉しい。


お店の住所も載ってて、

今では全然別個のお店になってたり

住宅になってたり……


要チェック!な人物のお一人に、

まだお若かったころのひさうちみちお先生!


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ビジュアルに前面のぶんだけそこから雑誌の色味がうかがえる、

そんな誌面広告にちょっと



表紙めくってその裏に「音楽図鑑」on sale広告




ペンギン・カフェ オーケストラ、隣頁はいしかわじゅんさんのマンガ


イヌ INU!町田町蔵あらため町田康さん! 隣頁に山崎春美さん連載の散文




ルースターズ、隣頁はスージー甘金さんのマンガ


スターリン! そして戸川純さまの書籍広告




   *   *   *


「宝島(1984年もの)」を取り上げたので、

こちらにスルーってわけにはいかないですよね、

同じ80年代に発行されてた雑誌にみなさんご存じ

「ビックリハウス」

のちの機会にご紹介したいと思います。。。


2 件のコメント:

  1. 坂本龍一さんの音楽図鑑の音楽、聴きましたが、確かに山下達郎さんのコーラスが入ってますね(笑)素晴らしいコンビです。
    「京都が新しい!」特集、古道具や古着、ちょっと変わったコレクションなど、京都の個性的なお店の紹介は、今読んでも面白いですね。
    今は個性的なお店がどんどん少なくなって、どこ行っても同じようなお店ばかり…。
    私も会社辞めたら、耳かきコレクションを展示した喫茶店でもやりたいな(笑)
    食事メニューは国内外のレアなものばかりで。「変わった店主がいる」と苦笑いされるようなお店がいいです(笑)

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    1. コウジ菌さんへ

      コーラスに洗練っておぼえで、この曲にお二人あってこその印象。
      この曲が最初のアルバムには収録されてなくて、でも、ときが経って聴けるように
      なって、そのぶんだけ味に染み込んでいる感じがして、耳に心地いいです。

      昔の雑誌に京都のことが載ってると、そこが今どんなふうになってるのか
      確かめてみるのも愉しくて。特集記事で紹介されてたお店はもう様変わりで、
      40年ほど経ってるからそうなんでしょうけど。
      ほんと同じようなお店ばかりが多いですよね、今の時代を映してる。

      耳かきコレクションで飾られてる喫茶店~食事メニューにレアなものぞろい?!
      それは個性ありありです!
      喫茶店オリジナル耳かきも作って販売~お客さんの苦笑いに上等で儲けましょう!

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