最新号に無事刊行で一安心。「ワンダーJAPON」11号……

 

暑中お見舞い申し上げます


連日の暑さに日本全国ほんと酷烈ですけれど、

心身に気をつけてまいりましょう


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「ワンダーJAPON」11号

2025年7月31日発売 / 1650円(税込み)


特集エリアは大分県と宮崎県。

ダム、発電所、遺構、神社、ミュージアム、町並み、ほか、

紹介される異空間にいつもどおりのクオリティ。


ついに完成迎える『蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)』

その記事もあって、いよいよ新たな異空間の扉が

完全に開かれるときがきた、って感じで嬉しい。

美学校の講座レポートより~このような建築!


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Googleマップでも見ることができる、

今号で記事になってるスポットに……


その1

別府タワー〔大分県別府市〕

泰然としたタワーを離れたところから眺めるのは

山にそうするのと同じ感で、名山といった味わい。

ストリートビューの画面を右へスライドさせるとバス停に

「別府タワー前」が確認できます。


その2

グローバルタワー〔大分県別府市〕


展望塔です。水戸芸術館のタワーと同じ磯崎新設計。

魅入ります、この異彩感に。


その3

日南市文化センター〔宮崎県日南市〕

丹下健三設計です。時代を超える、この存在感。SF風味!


その4

ケロケロ共和国〔宮崎県小林市〕

総合レジャーランドの入口にある、そのシンボル。

大きいカエルはレジャーランドのマスコット「Uターンカエル」。

“ケロケロ”その言葉には、若者や町民の定住促進、町外在住者の

早期Uターンで町が更に活性化・栄えるように、との願いの

込められた「帰ろ帰ろ」の意があるそう。


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『次号は初春!?』との予告に刊行は大丈夫そう、

そんな「ワンダーJAPON」最新号に毎度のご紹介でした。


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お盆休みを迎えられるみなさま、

日々背負ってる重い荷を下ろしてリフレッシュ……。


一夜限りの再生。「YMOフェア 販促用チラシ」……


WOWOWで放送されましたね、YMOトリビュートコンサート。

TEIさんのところはかなり短く編集されてましたが、

足を運んだあのときへジャンプ。

録画したのを大事にしないと。


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そのコンサートにトリビュートでしたけれど、

一夜限りで再生されたYMOだったのを、改めて実感。


2000年以降自然と活動が再開されていったそれ以前、

散開からの再びといえば、再生YMO。

1993年、ほんとわずかな期間の、

周囲の思惑に運ばれていった感の……

そのあたりの事情は書籍「YMO 1978-2043」を

読んでみてください、として、


再生YMOの準備に動き出したのは1992年秋ごろ。

で、これは翌年が踏まえられてたんでしょうね、

1992年7月から9月にかけて「YMOフェア」っていうのが

あって、


そのチラシに、運よく入手できたのをご紹介。

(* ̄▽ ̄)/チョッピリジマン


「YMOフェア」告知のチラシ / B4サイズ(257×364)


チラシに隠れてるけどステッカーもあって、

それは対象商品一点購入につき一枚もらえたもの。


表面は、

予約限定盤のボックスセットの発売宣伝に大きく、

そのほかYMOのアルバムやベストアルバム、

リミックスアルバム、それから細野さん高橋さん

個々のアルバム(価格改定盤)などの

予約申し込み書が一緒になってて、


裏面は、

フェアでプロモーションされてるCD商品の

ラインナップ。アルバムジャケットにずらり。

表面の予約申し込み書のところにキリトリ線があって、

裏面のこと考えたなら店舗で口頭での予約申し込みですね。


こういったのにYMOの存在の確固たるほどが感じられて、

チラシだけど貴重。


きっと印刷枚数にたくさん発注かけられてて、

全国の音楽CDソフト取り扱い店舗に配られてたはず。

それが現在どれくらい残ってるんでしょう……

そんな思いに、しっかり大切に保存してます。


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チラシという紙媒体に、今回のようなもの以外に

映画のチラシなどもあって、良いメディアって思います。


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ということで、

お盆のお休みまでもう一息!と、

日々面倒繁忙で落ちてた気分に回復、

そんな約2時間のYMOトリビュートコンサートに放送されましたね、

からの、YMO文化財「有形部門」に一点のご紹介でした。


YMOトリビュートコンサート。……


MUSIC AWARDS JAPAN

A Tribute to YMO

- SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025 -

2025/5/20 - 京都国際会館メインホール







その私的記録に少々。


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多幸感溢れた2時間若干越え。


“TOWA TEI”

トリビュートコンサートにMVF Orchestraそして

ゲストミュージシャン加わった演奏から始まるんじゃなくて、

最初に、この場にYMOに捧げられた、トリビュートミックス、

ユキヒロヴォイスにうるっとし、


MVF Orchestraの演奏でTechnopolisと中国女、

そうこなくちゃって2曲から始まり、


“東京スカパラダイスオーケストラ・ホーンセクション”

弾むはずむCosmic surfin'、色気たっぷり十倍増しSimoon、


“山口一郎(サカナクション)”

過激な淑女&以心電信歌うのめっちゃレアでがっつり歌いきってて

もう聞き惚れるしかないんやけど、


“岡村靖幸”

めっちゃキレキレで弾けててサイコーやったし、

君に、胸キュン。は予想ついたけどもう一曲にThe Madmenなんて

サイコー過ぎたんやけど、靖幸胸キュン最強、キュン!やったし、


“坂本美雨”

やっぱり思ってたとおり、音楽、でこの曲の生まれた背景も

あって目頭熱くされた方はメインホール内にあまただったはずって、

Perspectiveも美しくって、歌い終わってからの一言にうるっとし、


“ジンジャー・ルート”

弾けてましたタイトゥン・アップ、立ち上がれ、って弾けてた!

ここでメインホールの空気に意気がぐっと天に向いた気がして、


“小山田圭吾”

待ってた!きた!って感じで、ファイアークラッカーそれも

ジンジャー・ルートと一緒に演奏なんてめっちゃサイコーやってんけど、

千のナイフ、そのギターソロを味わえてもう至福、

CUEもあってほんとよかった、


MVF OrchestraのMad Pierrot、演奏で聴けるなんて、


“原口沙輔”

サンプラー操ってRydeenめっちゃかっこよくて、

Behind The Maskその入りにめっちゃかっこよくて、


“松武秀樹”

Behind The Mask ヴォーカル取っててもう盛り上がりで、

ステージ中央の高みに通称タンスを背にそのお姿は、

見ていて、王座に就いてる感、ドン、っておぼえで、


坂本美雨さんに流れる風のような歌唱の東風あって、からの

Epilogueが流れ、そこで今回の出演に全員が横一列に

並ばれるのですけど、そのYMOトリビュートだからこその眺めに、

壮観、そして拍手喝采、


アンコールはなかったけれど、

トリビュートということを思えば。


会場に来られてた皆さんの年齢層に幅広くて。

YMOへの敬愛に、すてきなひとときでした。


YMOトリビュートコンサート、

WOWOWで7月13日に放送。


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今年のシンボルにYMOとあった、MAJ、に、

歴史の始まりですね。


19巻に登頂。「山と食欲と私」……

 

遅まきながら読み終えました、19巻。


「山と食欲と私」

2025年1月15日 初版 / 新潮社 / 660円+税


読後の感に少しだけ書き留めておこうかと。


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ポットラックパーティー

(料理や飲み物の持ち寄り会みたいな)の回、

小松原さんの長台詞にその勝手に親戚のおばちゃん目線も

よかったけれど、この台詞に心中での衝撃!なのを

ピックアップ。

ササっと仕上げられた「いわしの蒲焼のひつまぶし茶漬け」に

“ぬおお~~っ逆にすごい” !からの

“飾り気がなく手軽でありながらセンスのいい工夫が効いてる

一番カッコいいやつやん” !

っていうの。まぁビカーッてまぶしいくらいのお二人が

作った山ごはんだもの。


連載を追っかけてなくていつも単行本で読んでるんですけど、

掲載誌ではどうなんでしょう、

あの大学生の男子とはなにか進展があったり?

そこ今後のポイント。


スケッチを始めたきっかけに西さんの言葉にほんとそう、

描きたいなら描こうよ!っていうの、そこだけ抜き出しても

ほかのことにだって十分当てはまるそんな直球の言葉だから

とっても強いし、あと、全力で肯定してくれる人がいるのも

心強い。山ごはんとともにこれも楽しみとして、

この先自分の思うままに自由な絵が増えていくのかなと。

個展、十分にあり得そうですね。


記事取材の案件に、

幽霊が住むと噂の避難小屋に泊まって闇鍋やってみた、

っていう、その肝試しと山ごはんの合わせ技の回、

オチにほんともう((;゚Д゚ ))!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


19巻にどのお話も

(鷹桑&砂井先輩に川下りアクティビティものでしたね)

たのしくいただきました。


人間の智慧のありように。「アトムの時代」……

 

アマプラVideoで「ゴジラ-1.0/C」「オッペンハイマー」

観ました。

前者は全編モノクロとなったゴジラにその存在感が

より脅威として表れてる印象で、

後者は人間ドラマで主役のオッペンハイマーについて

幾らか知ってた上で観た方が話に入りやすかった印象。


主演にジュリーの「太陽を盗んだ男」も配信が始まってる

アマプラVideo。

今現在その3本が会員特典で観られるのって、

実は単純にそうあるだけじゃないのかも、

みたいな考えにもなったり。

そんなおしはかりから思い出した、今回の書籍。


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「アトムの時代」

1994年 7月 16日 初版 第1刷 / 美術出版社 / 1700円


原子の雲、その写真集。美術出版社からですが、

その出自にとらわれることのないありようと。


帯の表には「やさしい心と勇気ある目に。」とあり、

裏には、お二人による帯文。



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書籍の内容に、

原子核の分裂によって引き出された力の鴻大なさまを

とらえた写真、と、

原子力や核兵器、戦争について語った人々のその言葉、

があり、最後に解説文。


頁に見開きや一方だけに現れる、

怒り露わに目覚め咆哮に天高くする異形のようとも、

そんなさまの写し取られた数々に目を奪われ恐れ震える、

そして、紹介される言葉、に重く見据えさせる。






言葉が紹介されてる頁にそれだけのレイアウトで、

文字以外の余白その色に、

原子から引き出される力の用途次第で

色相明度彩度にどのようにも変化する根源色、

そう見えもします。


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物理学者アルバート・アインシュタインによる、

あまりに有名な方程式「E=MC²」


その短く簡潔に組み上げられた式の説明に、

解説にはこうあって、1グラムの重さに、例えば

一枚の切符に列車が地球を何周もできるほどの

エネルギーがあることを証明するもの、と。


それは方程式でもあり、

もうそれ以上分解できないってされる粒子の更にその先の

領域、深淵への扉を開く鍵。


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その扉が開かれたことで

物理的に感触できる世界のいとも脆いことを明示する、

写真そして紹介される言葉のすべてから戦争の愚かさを、

人間の智慧にどうあるべきかそれを暗に強く示唆する、

そんな「アトムの時代」の紹介でした。


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ブログ用に本を撮影するとき、

そのサイズがわかるように添えてる定規。

そこにデザインされてる手塚治虫先生の「鉄腕アトム」

に登場するキャラクターたち。

主人公の力の源にそうですね、今回の投稿に繋がりました。


ロボットですけれど、苦しみ悩み涙する、アトム。